前田朋美さん~バンクーバーで保育士のインターンシップ
バンクーバーにて保育士の仕事に挑戦した前田さん。「子どもたちを預かっているという責任を感じました。」と語るその心の内を覗いてみましょう。
研修の概要 | 内容 |
---|---|
研修期間: | 1ヶ月 |
研修地: | カナダ |
研修先: | 日本語学校 |
研修内容: | 教育アシスタント |
出発前の状況: | 大学3回生 |
宿泊先: | ホームステイ |
Q1: インターンでは、どのような仕事を体験しましたか?
インターンシップ先では、4歳~6歳までの子どもたちのお世話をさせていただきました。
1週目は5、6歳を、2週目は4歳児を担当しました。
当校時には出欠確認、ひらがなの練習や単語の練習(サークルタイム)の授業では、メインの先生のサポート役を担当していました。
生徒が理解していなさそうな時には、他の先生方と同様に教えにまわることもよくありました。
プロジェクト学習の間は、次の授業の準備をしたり、クラフト製作を手伝ったりしていました。
8月のテーマが『身体』だったので、血管や消化器についてわかりやすく勉強するためにクラフトが必要だったのです。
また、栄養についても子どもたちと一緒に学習しました。
一人一人が持ってきたお弁当を炭水化物・野菜・フルーツ・たんぱく質・乳製品に分け栄養素をグラフ化して、どれだけの栄養が摂れているのかわかりやすく説明しようと心がけました。
そのほか公園で遊んだり、身体計測したり、1日中子どもたちから目を離すことなく、つきっきりで過ごす日々を送っていました。
Q2: インターンシップを通じてどんなことを学びましたか?
保育士さんや小学校の先生がどれほど大変な仕事か
よくわかりました。 暴れまわったり、些細なことで友達ともめたり、子どもたちの世話はすごく体力のいることだと体感しました。
また、身の危険を察知できない姿や、良し悪しの分別がつかない動きをしている姿をみていると、「子どもたちを預かっているんだ」という責任も感じました。
しかし、子どもたちの笑顔を見ている時や、「先生、先生!」と
走ってきてくれた時はすごく嬉しかったです。
このような子どもたちとの触れ合いを通じて、人と関わる仕事をするのが好きなのだな、と自分自身を客観的に見直すこともできました。
Q3 : インターンシップ全体を通じて感じたことを教えてください。
仕事をしに行くという責任感と、知らない土地で初めて会う人達と一緒に住むという不安感と、少しの期待が入り混じっていましたが、職場の方たちをはじめ、ホストやルームメイトにも恵まれ、毎日楽しく過ごすことができました。
子どもたちもすぐに懐いてくれて嬉しかったです。
カナダの人達や他の国からきた留学生ともコミュニケーションを図ることができた上に、バンクーバーの空気感や街並みを知ることができて本当に良かったです。
どれもインターンシップに参加したからこそ感じられたことです。
是非もっとたくさんの学生にも体験してもらいたいと思いました。